麻酔科                                      

 当麻酔科は、8名の常勤麻酔医と9名の非常勤麻酔医にて、年間5,477例(2020年)の手術、そのうち全身麻酔・脊椎クモ膜下麻酔、硬膜外麻酔、末梢神経ブロックによる麻酔科管理症例は約2,600例(2020年)を行い中央手術部の安全を守っております。2008年5月1日より江南厚生病院となり、患者さんにとって、安全かつ 安心して手術を受けられる様に日々努力しています。
 麻酔科の主な業務としては手術室の麻酔管理とICU(集中治療)管理とがあります。麻酔管理においては、手術前に麻酔医による診察を行い、全身状態、既往歴などを把握し、手術を受けられる患者さん一人一人に適切な麻酔方法を選択し、患者さんが納得した上で安心して手術を受けられる様に説明しています。 また、小児に対しては、御両親の不安も考慮し、手術前の説明に加え、母子同伴入室を積極的に行っております。そして、2015年10月から愛知県より救命救急センターに指定を受け、救急専門医スタッフとの連携し緊急手術症例188例(2020年)麻酔科管理を行い、急性期医療の充実を図っています。ICUは手術後の患者さんを中心に、呼吸・循環の集中管理が必要な重症、急性期の患者さんを集中治療医主体となり内科外科医と共に協力し24時間体制で管理しています。
 当院では、麻酔指導医・専門医により、麻酔研修指定病院の認定を受けており、研修医の育成、新たな麻酔医の発掘、教育に力を注いでいます。 毎日の忙しさに負けず多方面の知識と知恵を取り入れ、若手麻酔医の育成と手術室の安全を守り続け、患者さんに良い医療が提供できるようにいたします。  

麻酔科の指針

  1. 各科主治医と連携し、ICU病床・重篤患者の管理を強化する。
  2. 難度の高い全身麻酔手術に対応できる体制を築く。
  3. 麻酔医による周術期管理体制を実現する。

医師のご紹介

氏名 役職名 免許取得 認定医・専門医
渡辺 博 麻酔科顧問 昭和53年 麻酔科標榜医
日本麻酔科学会・認定指導医
日本老年麻酔学会・認定医
臨床研修指導医講習会修了
山本 康裕 集中治療科代表部長 昭和56年 麻酔科標榜医
日本集中治療医学会・専門医
臨床研修指導医講習会修了
野口 裕記 麻酔科代表部長兼
救急科部長兼
集中治療科部長
平成7年 麻酔科標榜医
日本麻酔科学会・専門医
日本救急医学会・専門医
日本航空医療学会・指導医
日本DMAT隊員(統括)
臨床研修指導医講習会修了
緩和ケア研修会修了
黒川 修二 麻酔科部長 平成14年 麻酔科標榜医
日本麻酔科学会・指導医
日本麻酔科学会・専門医
日本心臓血管麻酔学会・専門医
日本蘇生学会・指導医
日本周術期経食道心エコー・認定医
日本老年麻酔学会・指導医
日本老年麻酔学会・認定医
日本小児麻酔学会・認定医
日本ペインクリニック学会・専門医
日本蘇生学会 評議員
臨床研修指導医講習会修了
緩和ケア研修会修了
大島 知子 麻酔科医長 平成19年 麻酔科標榜医
日本麻酔科学会・指導医
日本麻酔科学会・専門医
臨床研修指導医講習会修了
川原 由衣子 麻酔科医長 平成19年 麻酔科標榜医
日本麻酔科学会・専門医
臨床研修指導医講習会修了
中島 淳太郎 麻酔科医長 平成25年 麻酔科標榜医
日本麻酔科学会・認定医
緩和ケア研修会修了
床本 光弘 医員 平成26年 麻酔科標榜医
日本内科学会・認定医
臨床研修指導医講習会修了
石川 十和子 医員 平成31年